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慢性疲労の症状や原因と解消法
更新日:2019.03.27
執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人
身体面と心理面のエネルギーの流れを前提に考えると、身体面と心理面の両方のエネルギーの補給 → 循環 → 消費が行われるようにすることが慢性疲労を解消していく対策になるのです。
具体的にどのように行うのかは、身体面と心理面のエネルギーの流れの補給→循環→消費の各部分をご覧になり、それを解消する対策を行って下さい。
補給・循環・消費のエネルギーシステム
補給のエネルギーシステム
例えば、補給の項目では、身体面が「栄養」であり心理面が「愛情」なので、
身体面 |
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心理面 |
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循環のエネルギーシステム
循環の項目では、身体面が「血液の流れ」であり心理面が「体を意識する」ことなので、
身体面 |
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心理面 |
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消費のエネルギーシステム
消費の項目では、身体面が「運動」であり心理面が「感情を解放する」ことなので、
身体面 |
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心理面 |
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自律神経の働きを知る
また、上記のことがとても大切な一方、これらの対策の背景にある「自律神経の仕組み」を知ることも大切です。
自律神経の仕組みが分かると、更に慢性疲労の解消が進みやすくなります。
自律神経には交感神経と副交感神経の二つの神経システムがあります。
交感神経:働いたり体を動かしたりする時や、緊張したり不安な時に働く
副交感神経:休んだり内臓を動かしたりする時や、疲労を解消したりする時に働く
つまり、副交感神経の働きが弱いと慢性疲労がとても解消しにくいことになるのです。
そのため、慢性疲労を感じていると休む時間を増やす人が多いですが、実はここに大きな落とし穴があるのです。
どんな落とし穴かというと、慢性疲労の症状や原因と解消法の
「疲労が足りないから疲労する」
という言葉を思い出してください。
ただ休むだけで慢性疲労が解消するならば、その疲労は単純な疲労ですので問題ありませんし、慢性疲労にもなることはないでしょうから、このページをご覧になることもないでしょう。
落とし穴に落ちないためには、ただ休むだけでなく、何をすればいいのかというと...
疲労しないといけないのです。
このページを読まれているのは、既に疲労している方が多いと思います。
身体面と心理面のエネルギーの流れで身体面と心理面での補給・循環・消費をお伝えしましたが、疲労にも身体面と心理面とがあるのです。
慢性疲労は疲労させて解消
副交感神経は疲労を解消するときも働きますが、実は、副交感神経がたくさん働くという状況は、身体面と心理面の両方が疲労している時なのです。
慢性疲労の患者さんの多くは心理面だけの疲労がほとんどであり、身体面では疲労していないので、疲労を解消する副交感神経がたくさん働かないのです。
「いや、体も疲労してるよ」という方もおりますが、疲労するほど体を動かしているかというと、あまり動かさない方がほとんどです。
心が疲れ切っていると体も疲れたように感じてしまうものなので、普段運動をしていた人も体を動かさなくなってしまうのです。
そのため、慢性疲労の方は体が疲労するようなことをしているかを確認してみて下さい。
そして休む前に体も疲労させるような運動をしてみて下さい。
ウォーキングでも、水泳でも、なわとびでも、体を疲労させることができるのならば何でもかまいません。
これが「疲労が足りないから疲労する」ということなのです。
辛い慢性疲労を早く解消させたい方へ
心と体がしっかりと疲れると副交感神経がたくさん働きます。
そのため、徐々に慢性疲労も解消していきます。
「徐々に...」ですから、一日や二日で元気になることはありませんが、一週間、二週間と経てば段々と元気を取り戻してきます。
ただし、何かの病気にために慢性疲労的になり、医師から運動を禁止されている場合は医師の指示に従って下さい。
また、慢性疲労を少しでも早く解消させたい方は、当院までご相談下さい。
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