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うつや自律神経失調症の改善は「足の裏で地面を感じる」ことから始まる
更新日:2019.11.25
執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人
足の裏で地面を感じる?
これがうつや自律神経失調症の改善に何の関係があるの?
多くの方は、足の裏で地面を感じるというタイトルを見て、このように思うのではないでしょうか?
実は、うつや自律神経失調症の方は足の裏で地面を感じる感覚が低下しているのです。
あなたはどうでしょうか?
日頃から足の裏で地面を感じているでしょうか?
足の裏で地面を感じていないということは、「地に足がついていない」状態になります。
足の裏で地面を感じられないと、不安になり、うつや自律神経失調症になりやすくなる
体を表す言葉とはおもしろいものでして、実際の体の感覚をうまく表しています。
実際に地に足がついていなければ、フラフラしたり、よろよろしたり、そわそわしたりするものです。
重要なのは、その体の感覚は心に伝わるということです。
そのため、地に足がつかなければ...
不安になったり、焦ったり、落ち着かなくなったりするのです。
そして、この状態が長く続くと、ストレスに弱い心になってしまいます。
すると、何かのきっかけで不眠やめまいなどが起きる自律神経失調症になり、それが悪化するとうつになってしまうのです。
足の裏で地面を感じられると、安定し、うつや自律神経失調症になりにくくなる
一方、ストレスに強いのは、どっしりとした安定感のある心です。
このストレスに強い「どっしり」とした安定感のある心は、地にどっしりと足がついている体が元となるのです。
そのためには、足の裏でしっかりと地面を感じる必要があるのです。
足の裏で地面を感じられない方は、エネルギー(気)の偏りがあるかも!
そして、地に足がついていないような方は、東洋医学でいう「上気(じょうき)」という状態になってしまっており、上半身、特に頭ばかりにエネルギー(気)が行き、下半身、特に足にエネルギー(気)が行かなくなっているのです。
エネルギー(気)が偏ると上半身に現れる症状
- 頭痛や頭が重たい感じる
- のぼせ、顔や頭ばかりに汗をかく
- 首や肩が緊張する
- ボーっとして集中力がない
- 意欲がなくなる
- めまいがする
- 鼻血が頻繁に出る
- ものごとをネガティブに考えてしまう
- 同じことを何度も考えてしまう
エネルギー(気)が偏ると下半身に現れる症状
- 便秘や下痢をする
- 足が冷える
- 歩いている時につまずいたり、足の小指をぶつけたりする
- バランスが悪くなる
- 足に力が入らなくなる
- 下半身がだるい、重い
- 下半身がむくむ
あなたは、足の裏で地面を感じていますか?
足の裏で地面を感じられないと、不安が心に伝わり、うつや自律神経失調症になりやすくなります。
では、足の裏で地面を感じるにはどうしたらいいのでしょうか。
「足の裏で地面を感じ、体を意識することで、うつや自律神経失調症を防ごう」では、足の裏で地面を感じるポイントについて、具体的にお伝えします。
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