心と体と頭のストレス
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※このページでは動画の一部を抜粋して、文章でご紹介しています。
(動画の中では「心と体と頭のストレス」について、より詳しくたくさんの情報を話しているので是非ご視聴ください。)
よく心はこう思っているのだが、体が...とか言ったりしませんか?
実は、心と体だけでなく「頭」というものは重要になってきます。
ここでは、「心」と「体」と「頭」の3つについてお話していきたいと思います。
あなたは今、症状に悩んでいるかもしれません。
あなたの大事なご家族や、友人知人の方が症状に苦しんでいて悩んでいるのかもしれません。
それでは、なぜ症状というものは良くならないのでしょうか?
これ以降の話を、「なぜ症状は良くならないのか」ということを頭の隅に置きつつ読み進めていってください。
頭のストレス
では、3つのうちのひとつである「頭」のストレスについて説明していきます。
頭でいいますと、代表的なものは「知識」です。
私が以前、うつになったときの原因はカフェインなのです。
その当時は体にとってカフェインが悪そうということは、何となくわかっていましたが、なにかと私は、勉強といえばここという感じでファミレスに通っていました。
通っていたファミレスではサービスとして、注文したコーヒーがなくなると頼まずとも注いでくれたのです。
それが嬉しくて注がれると飲む、注がれると飲むということを繰り返していました。
知識不足によってカフェインを取りすぎてうつに...
そうすると3時間くらい勉強して、8杯くらいは飲んでいました。
要するに、知識不足によってカフェインを取りすぎてうつになってしまったといえますね。
認知のゆがみ
知識のほかに、もう1つ「認知のゆがみ」というものがあります。
認知というのは、物事の捉え方です。
違う言い方をしますと、認知のゆがみというものは頭のゆがみなのです。
頭のゆがみとは何かと言いますと、ある出来事が起こった時に通常ストレスとならないはずなのに、ストレスに感じてしまうということです。
よく認知のゆがみとも言うことがあります。
では、認知のゆがみというものはどのようなものがあるのでしょうか。
白黒思考
たとえば、白黒ハッキリしないと気が済まない「白黒思考」。
世の中には灰色のものも随分とありますよね。
交通量の多い、30キロ制限の道路を車で本当に走っていたら..
間違いなく、後の車からクラクションが鳴らされますよね。
しかしこの事例は、白黒思考からすると正しいと言えます。
このように世の中では、ハッキリと白黒つけられないことが沢山存在しますので、白黒思考ばかりしていると、ストレスを感じて心や体の状態が崩れてしまうのです。
完全主義
その他に、「完全主義」というものもあります。
私の知り合いに、外資系の社長の秘書をしている人がいるのですが、TOEICで満点に近い成績の人がいます。
それはとてつもない高い数字で、すごいことなのですが「でも満点じゃないし...」みたいな事を言うのです。
嫌味にも取られそうな発言ですが、そういう完全主義の人は、満点を取らないと幸せに思えないのです。
100点が満点だったとしたら、0~99点は不幸に感じるのです。
100点でやっと幸せに感じることができるのです。
可哀想な人たちだと思いませんか?
白黒思考もそうですが、世の中は完璧に物事が進むなんてあり得ません。
ですから多くの事柄がストレスに感じてしまうのです。
精神的ストレスとなり、心になんらかの問題を抱えることとなります。
自己関連性
あとは、「自己関連性」というものがあります。
自分とは全然関係ないことなのに、関係あると思ってしまうのです。
たとえば、
年老いたお母さんがいて、お布団を敷いてあげたとしましょう。
その敷いてあげたお布団が、その日だけ少し曲がってしまいました。
直さないといけないと思いつつ、忙しいのでそのままにしておきました。
そして、直さないままお母さんが布団で寝て、その夜に老衰で亡くなってしまいました。
自己関連性の人は、私の布団の敷きかたがおかしかったからだと感じてしまうのです。
全然関係ない話だと思いますよね?
自己関連性は認知のゆがみの中でも、すべて自分のせいと思ってしまうのでかなりストレスを感じやすいです。
抽出的思考
あなたにも当てはまるかもしれませんが「抽出的思考」というものもあります。
悪いところばかり見えてしまう、なんてことありませんか?
自分の悪いところ、出来ていないところばかり目がいってしまうのです。
そういう人に、自分の良い所を3分以内に10個出してと言うと...
1つも出てこなかったりだとかします。
自分の悪いところばかり抽出して見てしまうのですね。
良い所は抽出できないのです。
そうするとストレスですよね?
そんな人には「良いところを30個あげてきて」と宿題を出してあげます。
小さい良いところでもいいのですが、その人にとってはとても難しいことなのです。
小さな悪いところは見逃さないのですが、小さな良い所は見逃してしまうのです。
たまに自分の良い所しか見えない人もいますが、多くのひとは自分の悪いところに目がいってしまう人が大半なのではないでしょうか。
それは自分だけでなく、相手に対しても言えることです。
うちのダンナはまったくもう...
うちの子供はなんでこんな...
とか思ってしまうのです。
こういったストレスが心や体にかかってきてしまいます。
ねばならない(超自我)
最後にご紹介しておきたいのが、「~しなければならない」「~でなければならない」という考え方です。
そういうひとに、何かしなければならない事を30個あげてくださいとか言うと、ストレスがあるひとほど沢山あげることができてしまいます。
男ならこうでなければならない。
主婦だからしなければならない。
と思ってしまい自分のストレスの種を増やしているのです。
長々と話しましたが、以上が「頭」のストレスにおける認知のゆがみの話でした。
心のストレス
「心」と「体」と「頭」の3つうち「頭」の話をしましたが、「心」のストレスについてお話していきます。
簡単にいうと心というのは感情です。
感情にはプラスとマイナスがあります。
マイナスの感情には2大感情というものがあります。
それは「怒り」と「悲しみ」です。
この2大感情、あなたは出してますか?
我々の中には心(感情)の壺というものがあります。
この壺の大きさというものはひとによって違います。
あなたはマイナスの感情を開放させてますか?
この心(感情)の壺については、「精神的ストレスを減らす【うつ克服ポイント1】」のページに、詳しく書かれていますのでそちらをご覧ください。
感情を開放するコツは
出すべきとろこで出す。出さないところでは出さない。
ということが大事であると、お分かりいただけたのではないでしょうか。
体のストレス
それでは、3つ目の「体」についてお話します。
体というものは、ゆがみます。
なかでも頭蓋骨は、そのゆがみの具合で脳脊髄液の流れが悪くなってしまいます。
頭蓋骨のゆがみについては、「頭蓋骨のゆがみ」のページに、詳しく書かれていますのでそちらをご覧ください。
頭蓋骨と骨盤はつながっていますので、関連して悪くなったりします。
その他に、顎や内蔵もゆがみます。
頭蓋骨もゆがみます。
内蔵がうまくうごかないと副交感神経の働きも悪くなります。
内蔵を整体などで調整してうまく働けるようにすると、副交感神経も働きやすくなるのです。
交感神経があがって、副交感神経がさがっている状態がストレス状態となります。
ですので、ストレスに耐えられる体作りに繋がるのです。
副交感神経がうまく働かないと、休息する神経にスイッチが入りません。
ですので、不眠になったり食欲不振になったりします。
潰瘍性大腸炎、胃潰瘍、食道裂孔、食道炎、胃炎、十二指腸潰瘍というものも、長期間にわたって、副交感神経の働きが悪くなって起こることが要因としてあげられます。
気の流れ
これからお話する話は、私自身の仮説であり何の裏付けもありませんが
体というものはぐるぐると「気」がめぐっていると考えています。
「気」という概念は何となくわかる方もいらっしゃると思います。
血液やリンパ液というものとは別に、体には「気」の流れというものが存在すると考えています。
体の悪い部分を良くすることによって、気の流れを良くすると、感情の浄化装置なるものが働いて、感情がおさまるような仕組みが出来るのです。
整体を受ける前は、イライラしていたのに、受けたあとは、何故か感情がおさまっていた。
なんて経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
体の中の気の流れがある程度整うことによって、感情の浄化作用が多少でているのです。
そのような心と体のリンクというものが存在するかもしれない...と思っていただきたいのです。
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