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感情と体の症状の関係


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※このページでは動画の一部を抜粋して、文章でご紹介しています。

(動画の中では「感情と体の症状の関係」について、より詳しくたくさんの情報を話しているので是非ご視聴ください。)



様々なことが要因で体がゆがんでいくと、そのゆがんだ体の筋肉の硬直している部分が、感情を出さなくなる


これはどういうことかと言いますと


まずは、感情を出さないようにするときに固まってしまう筋肉の部位があるということを理解する必要があります。


顔を上半分と下半分に分けたとします。


顔全部が基本的にそうなのですが、上半分と、下半分というものは感情を抑え込む時に力が入るところなのです。



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顔の筋肉を上と下半分に分けてお話していきます。


頭上半分の筋肉

額にシワがあるようなひとは、額に筋肉の硬直があるということなのです。


シワがある場所というのは、だいたい筋肉の硬直がある場所といえます。


シワが深ければ深いほど、筋肉の硬直が強いです。


頭下半分の筋肉

自律神経が乱れてくると、顎の異常を感じるというひとが多いです。


それは食いしばりということだけではなくて、歯は食いしばっているわけではなく口先(くちびる)部分に力が入ってしまうからです。


よく人の顔のどの部分に力がはいっているのかを観察すればわかるのですが、口周りに力がはいっている人もいます。


そういうひとは、口先(くちびる)で感情を抑えこんでいるのです。


さらに詳しく言うと、口輪筋でぐっと抑えこんでいます。


噛むのは咬筋や側頭筋を使っていますが、寝ている時に、無意識で歯ぎしりをしているひとは噛むことでエネルギーを出しています。


関係のない話ですが、動物実験などでネズミにストレスを与えると噛むことでストレスを発散させようとします。

犬もそうですがストレスがあると噛むようになります。


その状態で、噛ませないようにするとストレス症状がどんどんひどくなってしまうのです。


噛むことでストレスを発散しているのですね。


歯ぎしりや、食いしばりも噛むことでストレスを発散させているといえます。


その他に、顎や唇で抑えこんだり、口先で息を吸って発散させるひともいます。


このように息を強く吸うことを吸啜(きゅうてつ)といいます。


ひとは生まれ持って、母乳を吸うという能力が備わっています。


赤ちゃんはストレスを感じると、おぎゃーと泣いて母親にひっつき母乳を吸います。


そういうことをしてストレスを発散しています。


これは誰しもがもっている能力です。


このような具合でストレスを発散させるクセがついていると、吸啜することがあります。


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母乳を吸う行為が赤ちゃんのストレス発散になっていたんですね。


タバコもその一種といえます。


ニコチンという物質だけでなく、吸う行為そのものにもストレスに対抗するための能力のひとつなのです。


吸啜が日常的になっているようなひとは、吸うための筋肉がガチガチに固まっています。


首の筋肉

わかりやすいのが首の筋肉です。

僧帽筋というのをご存知でしょうか?


首の筋肉は肩までいっているので、肩こりのひとは首が悪いことが多いです。


首というものも感情を抑え込む部分といえます。


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首から背中にかけての表側にあるのが僧帽筋


首の前の部分

首の前の部分が悪い人は、タンがよくからんだりだとか。

年中、咳をしていたり、喉に違和感を感じているような人が多いです。


声がでなくなってしまったり、食べ物が飲み込みずらくなってしまったり


そのようなひとは耳鼻科などの病院で検査をしても、異常がみられないことがあります。


筋肉というものは弛緩して収縮するということを繰り返しています。


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検査をしても異常がみつからない「喉の違和感」には注意が必要です。


この連続して繰り返すことが「動き」なのです。


筋肉が縮んだまま、伸びたままでは「動き」とは言えませんよね?


どこかの筋肉に違和感を感じるということは、筋肉が収縮しているといえます。


息苦しさを感じるのもその1つと言えますね。


ひとそれぞれ、色々な癖があると思いますが、首から上は、ストレス発散のために抑え込む筋肉の集合体といえます。


首の後(裏)の部分

首と頭の境目の部分も非常に重要な部分です。


クーラーなどの冷気が、その部分に長時間当たるようなことがあると、どんなに屈強なひとでも体調がおかしくなります。


簡単に説明しますと、長時間冷やすことで首の裏の部分が収縮すると、背骨から脳にかけての脳脊髄液のながれが滞ってしまいます。


(※脳脊髄液については「頭蓋骨のゆがみが脳に与える影響」のページに詳しく書かれています。)


そうすると、脳の機能が低下してしまい異常が起きてしまうのです。


上腹部の筋肉

ヘソより少し上の部分です。


一番重要な部分は、横隔膜という部分です。


横隔膜

横隔膜が下がると肺が膨らむという流れなので、呼吸の動きに関係してきます。


自律神経失調症の方には、呼吸が苦しいという人が非常に多いです。

それは、横隔膜が緊張しているからといえます。


横隔膜も筋肉です。

少しでも収縮の癖がついていると、息を深く吸ったり吐いたりすることができなくなります。


ですので、うつの方や自律神経が乱れているひとは呼吸が浅くなってしまうのです。

(※詳しくは「うつ・自律神経失調症と息苦しい呼吸」のページに書かれています。)


横隔膜という筋肉が感情をださないように緊張してしまっているのです。


膨満感、お腹が空かない、胃酸過多、食べてしまっても吐いてしまうなどの「食欲不振


十二指腸

ストレス性の十二指腸潰瘍などはご存知かもしれません。


骨盤

腰骨の部分から、下にあります。


女性ですと婦人科系の卵巣、子宮があります。

筋肉の緊張(ひきつり)で、生理不順、生理痛、不正出血、卵管狭窄などが起こってしまうこともあります。


男性も含めて、下腹部の痛みや便秘、下痢なども起こります。


解剖学的に、十二指腸から小腸、大腸、肛門にかけての曲がり角のあたりが緊張(ひきつり)すると起こったりします。


感情の抑制と、体のゆがみの悪循環にどう対応するか?

すべてが感情の抑制により起こるとはいいませんが、これらのことは感情の抑制からくる体のゆがみからも起こることがあるのです。


感情を抑えこもうとすればするほど、体はゆがんでいく悪循環に陥ってしまうのです。


人間のからだというものは風船のようなものです。


どこかが収縮すると、その部分の圧力がたかくなるので、ほかのどこかが膨らまないと圧力がにげません。


肺でたとえると、収縮する能力がなくなると息を吐くことができなくなります。


そういったことで、呼吸の苦しさなどが起こったりします。


このように、感情をださないと様々な症状がおこってしまいます。


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感情を抑えこもうとすればするほど、体はゆがんでいく悪循環...


しかし、感情というものはやたらに出すものでもありません。


では、どうすればいいのか?


それは、まず感情を出す練習から始めれば良いのです。


※くわしくは動画の本編をご視聴いただくか、「感情解放とうつの改善、その対策」のページをご覧ください。


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