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「うつに希望を」健療院グループの思い
更新日:2019.03.28
執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人
1997年、それはある日突然に寝ている時に始まったのです。
ドンドンドンと胸の奥で心臓が叩かれるような感覚がしたかと思うと、だんだんと息が吸えなくなりました。
そして体が鉛のように重く感じて、異常なほどの疲労感を覚えたのです。
私はスポーツが好きで健康だけには自信がありました。
うつや自律神経失調症の不安を希望に変える。これが当グループの実績であり、強い思いです。
そのためこの急激にドンドンと脈打つ心臓や、息苦しさに『このまま心臓が止まり、息ができなくなって死ぬかもしれない』と本気で思ったのです。
始めて症状が出た夜、私は不安で眠れませんでした。
次の日、病院で検査をしても「異常がありませんね」といわれ、不安がますます大きくなってきました。
三つ目の病院でも「異常がない」といわれた時、希望がもぎ取られたような感じがしました。
「病院でも見つけられない病気なのか...? それとも世界的に珍しい病気で治らないのか...?」と考えてしまいました。
そして、異常な疲労感も体から抜けなくなり、生きる楽しさもなくなり、1か月後にはうつになっていたのです。
生きる希望がまったく感じられなくなったのです。
病院では薬を出されるだけでした。
そしてその薬を飲んでもよくならない。お医者さんも全然病気の説明をしてくれない。
不安から希望へ
このままでは治らないと考えた私は、最後の気力を振り絞って自分の体に起きていることを色々と調べることにしました。
今とは違いインターネットがない時代。
疲れた体を引きずりながら医学書が置いてある本屋に行き、西洋医学から東洋医学、そして色々な治療法の本を読みました。
知ろうとしたことで希望がみえてきたんですね。
幸い私は整体・カイロプラクティックの仕事をしておりましたので、医学的文献もほぼ理解することができました。
そして、自律神経の問題、栄養素の問題、心の問題などを調べていき、また、もともと専門である背骨や骨盤といった構造的なゆがみをうつや自律神経といった視点から見直すことをいたしました。
すると私の体は、病院が出した「異常がない」という結果とは裏腹に、異常だらけの体をしていたのです。
異常が分かれば、どうすれば治るかが少しずつ見えてきます。
この時、私の気持ちは不安から希望に変わったのです。
自分の体の起きていることがわからないことでも、人は大きな不安を持ちます。
そしてその不安が症状を作り、そのことでさらに大きな不安を感じるという悪循環になります。
分からないという恐怖感
今思えばバカみたいですが、当時の私は「このまま体が動けなくなって死んでしまうのかもしれない」と思ったのです。
その恐怖感といったらすさまじいものでした。
そんな状態ですから希望などまったく持てませんでした。
体で起きていることが何だから分からないから不安になり、恐ろしくなる。
するとそれに引きずられて症状が悪くなる。
病院でもほとんど説明してくれないのでなおさら不安になる。
うつや自律神経失調症にはこのような方が多くいらっしゃいます。
私のような思いをしている方に、なぜ体が悪くなっているのかを伝えたい。
また、それらを少しでも楽にして元気にしてあげたい。
苦しんでいる方に希望を与えたい。
自律神経失調症やうつを経験した私は、そんな思いで仕事に取り組んできました。
当院では施術だけでなくきちんとした分かりやすい説明やアドバイスにも力を入れております。
また、ホームページやメルマガでも多くの情報を発信しております。
これだけでも知らないことによる不安が希望に変えられるのです。
当院の情報をご活用ください!
今、日本はストレス社会により、うつや自律神経失調症の方が増加しております。
しかし、私のように病院での対応に不満を感じたり、体の症状に振り回されたりして不安になる方も多いです。
そんな方達の力になりたいと思い必死に仕事をしてきました。
気付けばこの仕事をやり始め20年になり、スタッフは私も含め19名になりました。
たくさんの人たちの力になれるよう、スタッフ全員で日々多くの患者さんの施術やアドバイス等を行っております。
あなたの不安を希望に変える。
これが当グループの実績であり、思いなのです。
健療院グループ 総院長 鈴木直人